306号室で番をしている間に、以前京橋のフィルムセンターの常設展示室で見た「スタヂオF」の映像をもっとよく見てみたいと思い立ち、行ってきました。
「スタジオF」は、昭和10年頃 銀座アパート(現 奥野ビル)の508号室にあった映画好きの集まるサロンで、メンバーには映画監督の成瀬巳喜男や五所平之助などがいたようです。
フィルムセンターで見ることができるのは『花よりだんご』と『高雄山』(なんで『尾』じゃないのだろう?)という2本で、あわせて19分ほどの8mmで撮影されて映像です。どちらも「スタジオF」のメンバーがピクニックに行く様子を記録してあります。『高雄山』の冒頭には、昭和10年当時の銀座アパートがごくわずかですが、映っておりその建物が当時の最先端だったであろう感じが伝わります。
細かく見ていくと、看板や歩行者、彼らの服装や持ち物、お弁当のおかずなど、おもしろいものがいっぱい映り込んでいるのですが、それは見た方がよいと思うので、「ぜひ見に行って下さい」とおすすめだけして置きます。