まるごとミュージアム2022

■□■ 銀座奥野ビル306号室プロジェクト ■□■
「中央区まるごとミュージアム2022」

11月7日(月)〜 11月12日(土) 13:00〜19:00
11月13日(日) 10:00〜17:00

今年は、奥野ビル90周年に関連したビデオ上映や写真の展示、プロジェクトのメンバーによる日替わりのイベント、企画展示、作品展示などを行います。

◆ 11月7日(月),  8日(火)
イベント:「スダ美容室 1970」

かつて「スダ美容室」として賑わった306号室で誕生した空間美術です。
1970年とは私の生まれ年で、当時通ったであろう常連客との笑い声、スダ先生の息づかいや手の技など。同じ席に腰をおろし空想するひと時をお楽しみ下さい。併せて美容師のさりげない指先があなたの印象を変える生え際の一本の分け目を変える だけで….私たちは日々「仕事」として取り組んでいますが、この日、306号室においては一つのアートとして演じてみたい、そういった試みでもあります。

カット&セット・木村菜穂子・杉山しのぶ
音響・竹岡隆

※来場者をカットするイベントではありません。

このプロジェクトに当たり多大な示唆を与えてくれた作品を紹介します。
Gavin Bryars
英:作曲家、コントラバス奏者
「タイタニック号の沈没」
【北大西洋の氷の海に沈んだタイタニック号の甲板上で最期まで演奏を続けていた楽団員たちの讃美歌】
このコンセプトを美容空間に置換できないかと以前より思い描いていました。勿論美容師としては沈没という悲惨な事故ではなく〈華やいだ〉〈あたたかい〉〈懐かしい〉ものとしてです。スダ先生の仕事場をお借りして自分なりの讃美歌を奏でてみたいと思っています。

◆ 11月9日(水)
イベント:「306号室の本棚」

誰かに読んでもらいたいと、306号室に集まってきた本をご紹介します。
誰かに読んでもらいたい本がある方の寄贈も受付けております。

福岡香リ

◆ 11月11日(金)
イベント:「声と目玉 21/2」朗読 吉成虎維 黑多弘文

「 声と目玉 21/2 」
朗読
吉成虎維 黑多弘文

柿のさかり ゆるむ昼
そろりそろりコマ送り
白っ茶けた アゲハ蝶
軒さけてそろりそろり
柿ひっこむ 襟たてる

声に出してみよう

かきのさかり ゆるむひる
そろりそろりこまおくり
しろっちゃけた あげはちょう
のきさけてそろりそろり
かきひっこむ えりたてる

歌ってみよう

かきのさかり ゆるむひる
そろりそろりこまおくり
しろっちゃけた あげはちょう
のきさけてそろりそろり
かきひっこむ えりたてる
かきのさかり 
ゆるむひる
そろりそろりこまおくり
しろっちゃけた 
あげはちょう
のきさけてそろりそろり
かきひっこむ 
えりたてる
かきのさかりゆるむひるそろりそろりこまおくりしろっちゃけたあげはちょうのきさけてそろりそろりかきひっこむえりたてるかきのさかりゆるむひるそろりそろりこまおくりしろっちゃけたあげはちょうのきさけてそろりそろりかきひっこむえりたてるかきのさかりゆるむひるそろりそろりこまおくりしろっちゃけたあげはちょうのきさけてそろりそろりかきひっこむえりたてるかきのさかりゆるむひるそろりそろりこまおくりしろっちゃけたあげはちょうのきさけてそろりそろりかきひっこむえりたてるる

◆ 11月12日(土)1回目:14:00~ 2回目:16:00~ 
イベント:「90周年奥野ビルものがたり」の上映

奥野ビルの歴史がわかる!

前篇 銀座アパートの誕生(約28分)
奥野ビルの前身は昭和7年に誕生した銀座アパートである。前篇では奥野商会の創業者奥野治助とそれを継いだ2代奥野治助、そして設計を担当した建築家川元良一によって銀座で初の高層・高級アパートがどのようにして造られたのかを紹介する。

後編 芸術家たちの館・銀座アパート(約43分)
銀座アパートには作詞家の西條八十、歌手の佐藤千夜子、舞台装置家の吉田謙吉など、著名な芸術家が数多く住んでおり、まさに芸術家たちの館であった。また後に映画プロデューサーとなる藤本真澄、映画監督五所平之助、成瀬巳喜男たちが映画人のサロンをつくり、斬新な映画雑誌を発行、実験映画も試作していた。

● 前篇上映後、10分間の休憩を取り後編を上映します
● 各回とも定員8名まで 
● 視聴ご希望の方は以下のアドレスまたは電話番号で西松までご連絡ください。 
  n-nishimatsu@fol.hi-ho.ne.jp 090-9383-1933

◆ 11月13日(日)10:00~17:00 (306号室内)
企画展示:奥野ビル築90周年記念展

今年で築90周年を迎える奥野ビルは、昭和7年に銀座で初の高級アパートとして建造され、その名も銀座アパートといった。初代奥野治助が構想、2代奥野治助が元同潤会の建築部長だった建築家川元良一に設計を依頼し、工事を2期に分け完成させた。
記念展では初代奥野治助の肖像画など関係者の資料を展示する。

◆ 11月7日(月)〜13日(日)(306号室内)
● 企画展示:「わたしの一冊」

雑誌「ダ・ヴィンチ」11月号の連載記事『あの町の本棚』銀座編に当会員が選んだ本が掲載されました。「わたしの一冊」はそこから生まれた企画です。わたしたちがポップ付きで本を紹介します。

◆ 11月9日(水)〜13日(日(306号室内)
● 作品展示:銀座奥野ビル90周年を写真で記念する (仮称) 

昭和7年(1932年)に竣工された奥野ビルは今年で90周年を迎えま す。元スダ美容室だった部屋を保存し、その時間軸を素朴に伝えていく 私たち「306号室プロジェクト」 も、 長年お世話になっています。 
この度、奥野ビルの記憶の断片を写真として残していこうというささ やかな企画が持ち上がり、 2年後の夏に同じ階にあるギャラリー 「巷 房」さんとの共催で写真展を計画しています。 それぞれにゆかりのある 写真家が参加するものですが、 「中央区まるごとミュージアム」での 306号室展示では、 その一部を数点展示させていただくことになりまし た。今回は306号室会員から今道子、藤田浩司、 大西みつぐの3人が参 加します。また、 13日の 「奥野ビル」の歴史に関連した物品展示に呼 応し藤田浩司さんが撮影します。 

今道子、藤田浩司、 大西みつぐ 

展示作品数 7点~9点 

◆ 11月7日(月)〜13日(日)(以下、奥野ビル館内展示)

● 作品展示:「306号室にて

306号室の展示にお越しくださるお客様は非常に魅力的な方々が多いように思えます。この女性にお願いをして「腕」を撮らせて頂きました。

藤田浩司

● 作品展示:「BCC奥野ビルジャック」

光の無い洞窟に住む目の無い魚ブラインドケープカラシン。この深海魚の目となり様々な次元や意識を旅する創作ユニットBCC。
洞窟だからこそ小さな光を見つけ、わずかな振動を感じ、目では見えないところに真実の欠片を探す。
「まるごとミュージアム」の展示作品は題して「BCC奥野ビルジャック」。様々な生命体や意識、自然界と交流するビル。目には見えない次元を信頼し楽しむ世界をBCCのイメージで創作。
felt/久保美香collage&paint/下山菜奈子

● 作品展示:「記憶のカケラ」田中八恵

2022年6月24日-26日に奥野ビル306号室で開催した
【ふたりのなんてことない日常展】
からの記憶写真

中銀カプセルタワービルで生活した
ひとコマやその他の日常を切り取り展示

奥野ビル306号室の壁の雰囲気を
逃さぬように
額はメッシュ

#マンスリープラン29期

● 作品展示:「306号室の写し・2022」 野村秀樹

90年目、306号室内の現在を擦り写しました